還る、自分に帰る、還す→回帰

集成1

『バビロンの流れのほとりにて』
  • 1953/10/9: 018(ある静けさに還ってゆく)
  • 1953/12/25: 086(遠くから自分にかえって来ること)
  • 1953/12/26: 090(遠くから自分にかえって来た僕)
  • 1953/12/27: 098-099, 103(精神の還帰)
  • 1954/1/5: 106(自分にかえってくる道程), 108
  • 1956/4/9: 158(本来の姿に還った対象)
  • 1956/8/29: 178(本来の姿にかえった)
  • 1956/9/3: 201(すべてが静けさの中に還ってゆく)
『流れのほとりにて』
  • 1957/4/26: 262(対象そのものに還った)
  • 1957/6/10: 288(魂の生命に還る), 291(自己に還る)
  • 1957/7/5: 311(自然に還る)
  • 1957/7/7: 315(いつも自分に考えが還って行く)
  • 1957/7/18: 323(普遍に還る), 324(再び自分に還って来る)
  • 1957/8/23: 348(自分へ還る)
  • 1957/9/14: 369(ギリシアに帰ること), 370(人間になる源泉に帰る)
  • 1957/9/22: 383(真の位置に還す), 384(ギリシアから自分に還る)
  • 1957/9/23: 387(自然から出て自然に還る人間の営みの姿), 388
  • 1957/12/22: 399(自己が自己に還る)
  • 1958/2/24: 433(自己へ還る)
  • 1958/3/6: 439(本来の姿に還る)
  • 1958/3/13: 441(すべてが、それぞれの所にかえって)
  • 1958/4/22: 451(元の自分に戻った)
  • 1958/4/25: 455(現実が夢に還ってゆくというこの過程)
  • 1958/4/27: 455(現実が夢に還ってゆくということ)

集成2

『砂漠に向かって』
  • 1956年 初夏: 197(人間は自然から出て自然に還る)
  • 1956/7/15: 199(自然に還り), 202(不断に源泉に立ち還らなければならない必要)
  • 1963/9/7: 212(自分の前に還って来た)
  • 1963/9/8: 221(自然に還ること)
  • 1963/9/10: 224(探すために辿る道が、いつも自分に還って来るからだ)
  • 1966/9/18: 301(外界が外界に還った今)
  • 1966/11/27: 307(ものと人とは、本当にものと人とに還らなければならない), 310(パスカルがかれ自身に還る、ということ)
  • 1967/3/11: 327(私が現にあるものに、断乎として帰ること)
  • 1967/3/31: 350(あの恐怖の猿が、またも私に還ってくる)
  • 1967/4/11: 358
  • 1967/6/9: 416(放蕩息子の帰還)
  • 1967/8/30: 471(二重の距離感となって還って来た)
  • 1967/8/31: 476(帰還), 480(所謂日本的還帰), 484(ものが徹底的にものに還って行く)

集成3

『遥かなノートル・ダム』
  • 「遥かなノートルダム」: 079(対象が対象そのものに還る), 082(日本とフランスとが日本とフランスそのものに還るということ), 090(日本そのものの源泉に還ろうとしたこと), 094-095(対象がそれ自体に還る時)
  • 「ある夏の日の感想」: 121(自然に還れ), 125(自然に還る), 127, 134(自然と歴史の根源に還る)
  • 「ルオーについて」: 192
ノートルダム寺院を主題にする」
  • 「黄昏のノートルダム」: 265(自然に還ってしまった遺跡), 267-268(自然に還る), 287(限りない分散から再び統一へと還る)

集成4

『旅の空の下で』
  • 「変貌」: 024(ものがものに還る), 035(純粋なものに還る), 056(ものがものに還る), 058(対象に還ったものの対象性)
  • 「旅の空の下で」: 089(古い伝統に還る), 102(自分に還る)
  • カルティエ・ラタンの周辺にて」: 205, 206

集成5

『木々は光を浴びて』
  • 「大陸の影の下で」: 157
「故国日本にまつわるエッセー」
  • 「現下の時点にあたって思う」: 301