はじめに
このはてなダイアリーがめざしているのは、森有正作品の語彙索引です。
底本は、『森有正エッセー集成』(全5巻、二宮正之編、ちくま学芸文庫、1999)です。
この索引は、まだ、またつねに作業中です。
見出し語を抽出しながら、索引を作っています。第1巻の作業中に見出し語としなかった語を以降の巻で見出し語にする場合もあります。従って、例えば、現時点では第5巻にのみ登場するように見えても、事実そうとは限りません。
登場ページは、原則、話題が継続している場合にはXX-XXのように、話題が途切れて再登場する場合にはXX, XXのように記述していますが、厳密ではなく、その間で主な話題になっているというわけでもありません。また、一つの語が同じページに複数登場することもあるので、ページの記載数と登場回数は一致しません。
登場ページのあとに見出し語を含む語句を記述していますが、同じページに複数回登場することもあり、抜書きされた語句だけで書かれているわけではありません。
『エッセー集成』 全5巻の構成
- 作者: 森有正,二宮正之
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 1999/06
- メディア: 文庫
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集成1
『バビロンの流れのほとりにて』
- 1953年10月〜1956年9月、「あとがき」(1956年初秋)、1957年1月初版
『流れのほとりにて』
- 1957年4月〜1958年5月、「あとがき」(1959年5月)、1959年7月初版
日記
- 1954年5月〜1957年5月
森有正エッセー集成〈2〉城門のかたわらにて・砂漠に向かって・日記1959年~60年 (ちくま学芸文庫)
- 作者: 森有正,二宮正之
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 1999/07
- メディア: 文庫
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集成2
『城門のかたわらにて』
- 1958年7月〜1959年10月、「あとがき」(1962年10月)、1963年7月初版、1968年6月改版
『砂漠に向かって』
- 1952年12月、1956年7月、1963年4月〜1967年11月、「あとがき」(1969年11月)、1970年1月初版
集成3
『遥かなノートル・ダム』(1967年4月初版)
集成4
『旅の空の下で』(1969年8月初版)
「その他」
- 「リールケのレゾナンス」(1970年発表)
- 「アリアンヌへの手紙」(生前未発表)
集成5
『木々は光を浴びて』(1972年初版)
- 「雑木林の中の反省」(1970年1月発表)
- 「木々は光を浴びて、……」(1970年11月発表)
- 「暗く広い流れ」(1971年12月発表)
- 「パリで中国を想う」(1971年7月発表)
- 「大陸の影の下で」(1972年2月発表)
- 「わが思索わが風土」(1971年9月発表)
- 「感想」(1969年12月〜1971年発表)
- 「パリ」(1966年12月〜1969年12月発表)
- あとがき
「故国日本にまつわるエッセー」
- 「故国の情感」(1974年1月発表)
- 「東京の一隅」(1966年12月発表)
- 「八月十五日の感想」(1972年8月発表)
- 「現下の時点にあたって思う」(1973年1月発表)
- 「三十年という歳月」(1974年11月発表)
日記
- 1970年1月〜1976年8月
二宮正之による各巻解題から作成。雑誌発表は、月号を発表月としてある。
執筆・発表順による『エッセー集成』の構成
1953
10月〜12月
- 『バビロンの流れのほとりにて』: 1-007
1954
1月〜3月
- 『バビロンの流れのほとりにて』: 1-106
1955
1956
3月〜9月
- 『バビロンの流れのほとりにて』: 1-126
初夏
- 『砂漠に向かって』(「文化の創造性について」): 2-192
7月
- 『砂漠に向かって』: 2-199
1957
4月〜12月
- 『流れのほとりにて』: 1-211
1958
1月〜5月
- 『流れのほとりにて』: 1-406
7月
- 『城門のかたわらにて』: 2-007
1960
1961
1963
4月〜9月
- 『砂漠に向かって』: 2-203
1964
1月
- 「故国の情感」: 5-281
1965
8月〜12月
- 『砂漠に向かって』: 2-245
11月
- 「霧の朝」: 3-009
1966
8月〜12月
- 『砂漠に向かって』: 2-245
8月
- 「ひかりとノートルダム」: 3-41
10月
- 「パリの生活の一断面」: 3-135
10月、11月
- 「滞日雑感」: 3-220
11月
- 「遥かなノートルダム」: 3-077
12月
- 「思索の源泉としての音楽」: 3-209
- 「パリ」(「フランス人のクリスマス」): 5-265
- 「東京の一隅」: 5-285
1967
1月〜12月
- 『砂漠に向かって』: 2-263
1月
- 「パリ」(「その相貌」): 5-241
3月
- 「パリ」(「パリの冬とその街」): 5-241
3月〜11月
- 『砂漠に向かって』: 2-319
4月
- 「パリ」(「パリの古寺」): 5-257
4月、5月
- 「ルオーについて」: 3-167
11月
- 「早春のパリから初秋の東京まで」: 4-118
不明
- 「感想」(「日本語についての感想」): 5-236
1968
4月
- 『城門』(「一九六八年版へのあとがき」):2-157
9月
- 「一九六八年の夏の反省」: 4-104
10月
- 「変貌」: 4-011
- 「『ことば』について」: 4-141
11月
- 「旅の空の下で」: 4-069
12月
- 「偶感」: 4-231
1969
11月
- 『砂漠に向かって』(「あとがき」): 2-503
12月
- 「パリ」(「パリの学校」): 5-270
1970
1月
- 「雑木林の中の反省」: 5-011
7月
- 「感想」(「文化と日々の営み」): 5-199
11月
- 「木々は光を浴びて、……」: 5-050
- 「感想」(「ド・ゴールの死」): 5-224
不明
- 「リールケのレゾナンス」(不明): 4-259
- 「感想」(「一年ぶりに日本へ帰って」): 5-209
- 「感想」(「ことばの通じない社会」): 5-215
1971
7月
- 「パリで中国を想う」: 5-109
- 「感想」(「変化と交替の時代に」): 5-226
9月
- 「わが思索わが風土」: 5-183
12月
- 「暗く広い流れ」: 5-077
不明
- 「感想」(「一九七一年の夏を顧みて」): 5-231
1972
2月
- 「大陸の影の下で」: 5-136
8月
- 「八月十五日の感想」: 5-287
1973
1月
- 「現下の時点にあたって思う」: 5-293
1974
11月
- 「三十年という歳月」: 5-303
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底本は、『森有正エッセー集成』(全5巻、二宮正之編、ちくま学芸文庫、1999)です。
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見出し語を抽出しながら、索引を作っています。第1巻の作業中に見出し語としなかった語を以降の巻で見出し語にする場合もあります。従って、例えば、現時点では第5巻にのみ登場するように見えても、事実そうとは限りません。
登場ページは、原則、話題が継続している場合にはXX-XXのように、話題が途切れて再登場する場合にはXX, XXのように記述していますが、厳密ではなく、その間で主な話題になっているというわけでもありません。また、一つの語が同じページに複数登場することもあるので、ページの記載数と登場回数は一致しません。
登場ページのあとに見出し語を含む語句を記述していますが、同じページに複数回登場することもあり、抜書きされた語句だけで書かれているわけではありません。